150年に渡る伝統の技術で製作した竹バッグ

竹バッグ

初代、大田龍龍斎、ニ代目、渡辺竹清、三代目渡辺竹清、

三代に亘る150年の歴史を受け継いで網代編みの籠を専門に制作しています。


 私の師匠の三代目渡辺竹清先生は、世界的にも有名なティファニー社
に認められ竹の網代編みパーティーバッグを製作しました。

ティファニーの専属デザイナー、エルサ・ペレッティー氏との共同開発
で、竹のパーティーバッグは完成しました。

そしてニューヨークや世界中で販売されました。

製作するのは年間1ダース(12個)のみの限定でした。

この12個を世界中へ配るので、数が少なく大変貴重な物でした。


貴重で手に入れるのは難しく、あるハリウッドスターの奥様が、アメリカから竹清先生のもとへ来られ、製作をお願いに来られたこともあります。


私が竹清先生のもとで、修業時代に竹清先生と一緒にティファニーのパーティーバッグを製作させていただけたことは、私の心の財産となっています。

竹清先生の技術を受け継がせていただき、私の竹バッグ作りの中にその技術は生きています。



 竹清先生が、修業時代に、私によく言っていた言葉があります。

先代、竹清先生のお父様は、「カネの匂いのする籠は作るな」と、よくおっしゃられていたそうです。

この言葉は、私の籠作りの基本となり、いつも忘れないように心がけています。

購入してくださるお客様のことを思い、ひとつひとつの編み目に心を込

め、使ってくださるお客様を思い、心を尽くして行こうと、

そういう気持ちを忘れないことが何より大切だと思います。




 材料を吟味し大分県産の真竹や煤竹を使って製作しています。

仕上げは、国産の漆で拭き漆を施し、しっとりとした光沢を見せます。

巾着は、最良の正絹の着物や帯地を選んで付けています。


最後まで、お読みいただき有難うございます。
表示件数:
(15件/17件)
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット