竹工房かわせみネットショップにて、 数年ぶりに、
煤竹バッグの新作を販売致します。
今まで、先約のお客様からの 御予約のご注文品を主に
製作していましたが、 仕事の合間に、少しづつ
製作してまいりました。 この度、完成しました。
竹工房かわせみの最高級竹バッグになります。
お買い上げ頂きました。ありがとうございました。
かしのゆかさんが竹工房かわせみに、お見えになりました。
古今東西かしゆか商店 竹細工のバッグ
この竹バッグには、100年前の煤竹を使い、お作りしました。
煤竹とは、昔の古民家の茅葺き屋根の囲炉裏の煙で
燻された竹で、磨くと美しい光沢を放ちます。 茅葺屋根の
家が少なくなり、それに伴い、煤竹 も時代と共に 減り、
貴重なものとなりました。 現在では、非常に貴重で高価な竹材です。
その貴重な煤竹を 贅沢に使った竹バッグです。
煤竹で作ったバッグのお色は、染色では 表現出来ません。
眺めていると見とれてしまうような、深く魅力的な自然の色艶です。
100年という歳月が創り出した「時の色」
その永い時間の色を身に纏ったバッグ、それが煤竹バッグです。
本物の煤竹のバッグは、 数が少なく、珍しいお品です。 着物にも、
もちろん、お洋服にもとても相性が良いです。 手に持って頂くと、
その魅力を感じてもらえると自負しています。 大切にお使い頂ければ、
100年以上長持ちします。 お客様の魅力を引き出す、一品として
選んで頂けたら 幸いです。 きっと、満足して頂けると思います。
巾着は、煤竹バッグのために探しました。とても品の良い、
奄美本場大島紬の逸品です。 持ち手も、心を込めて、
丁寧に磨きあげた竹で作っています。
サイズは、25cm、10,5cm 高さ15cm(籠本体)でございます。
桐箱に入れてお届けいたします。
竹工房かわせみの作っている網代編みの技術は、
徳川幕府が崩壊したあと、 太田龍龍斎、初代渡辺竹清、
二代目渡辺竹清(私の師匠)と三代に渡って継承されてきた技術、
感性です。 血筋は違いますが、技術面だけで見れば、
私で四代目になります。 これだけの技術の歴史は、私の誇りでもあり、
この技術や感性を惜しみなく ご指導してくださった。
渡辺竹清先生には、感謝しています。